海岸、奇岩に出会う旅 「深澳-福隆」 |
深澳漁港本漁港は八斗子と水湳洞の間に位置し、「番仔澳」とも呼ばれる。岬の岩壁が鼻筋の通ったインディアンの横顔に似ているからとも言われ、ここが昔台湾の原住民、平埔族の居住地であったからとも言われる。漁港内から九份基隆山が眺望できる。海から数十メートル上がった所に海蝕洞があり、象が鼻で海水を飲んでいるかのような格好をした奇岩が有名な景観スポットとなっている。 交通: 九份の方向から、台二線を基隆方向へ。 |
南雅奇石「南雅地質歩道」に沿って石段を下ると、雨水の浸食と風化によって形作られた「岩峰」が見えてくる。南雅一帯は垂直な割れ目が多いサンドストーンで、雨水にさらされると岩の中の鉄分が酸化し表面が美しい褐色に変化する。 位置: 台二線(浜海公路)82.5キロ地点。 |
鼻頭角灯台歩道鼻頭小学校横の石段を上がって行くと鼻頭岬の頂点の灯台にたどり着く。この散歩道は鼻頭角の主な歩道であり、坂はなだらかで歩きやすい。灯台下方の海面には、海底の断層が海面へ三キロにも延びており、ここへ来ると、左手の海面は水の方に静かなのに対し、右手の海面は波立っているのが見える。ここ「鼻頭角」と貢寮郷の「三貂角」、石門郷の「富貴角」は「北台湾三角」と呼ばれる。 交通: 台二線を、水湳洞、南雅を過ぎて直進。 |
龍洞湾岬歩道この岬の地質は硬い四稜砂岩であり、岩壁の亀裂がはっきりしており、東北角で有名なロッククライミング及びダイビングのの聖地とされている。散歩道は約3キロ。龍洞小學校から西靈巖寺まで、徒歩約一時間。 交通: 台二線の龍洞トンネルを過ぎてから左折。コンクリートの道を行き、龍洞漁村まで行くと海洋公園へ到着する。 |
龍門キャンプ場広さ72ヘクタール。昔は採砂場だったが、再開発により山、海、川を含むキャンプ場となった。パーべキューやサイクリング、カヌーなどを楽しむことができる。202メートルにも及ぶつり橋も見もの。塩寮海浜まで続く。 交通: 台二線100キロ地点。 |
福隆海水浴場日本統治時代からの水遊び場。二つの渓谷を跨ぐ橋は、スカイブルーの空と黄金の砂浜に続く。海水浴場は長さ3000メートル、奥行き80メートルに及ぶ。福隆は、台湾のヨットやサーフィンの発祥地。初心者でも穏やかな場所での練習が可能。毎年夏にはライブイベントが催され、ロックにビール、ビキニの若者の活力に包まれる。 交通: 台二線を頭城方向へ前進、塩寮を過ぎてから約3キロ直進。 |
旧草嶺トンネル台湾民謡〈丟丟銅〉に歌われるトンネル。2,167メートルにも及ぶ。入り口には「制天険」と「国雲飛処」という文字が刻まれ、宜蘭の頭城と貢寮郷福隆を結んでいる。サイクリングロードがあり、トンネル内は涼しく、また聞こえてくる列車の音も趣がある。 交通: 福隆駅右側の北廻鉄道に沿って石城方向へ前進。 |
福隆弁当福隆駅を出ると、数件の弁当屋が目に入る。弁当箱に、台湾の庶民的な料理が豊富に詰め込まれている。その味は十年変わらない昔ながらの伝統的なもの。最も人気なのは「郷野便當」。 |
嘉邑海鮮小館澳底海鮮街上には十数軒もの海鮮料理の店が立ち並ぶ。中でも、嘉邑小館は特にお薦め。20年の歴史を持ち、現地の人たちもよく通う。海鮮にあまり詳しくないなら、女主人に聞くといろいろ教えてくれる。台湾独特の魚、黄鶏魚、海鰻、石狗公、白毛魚、四歯魚など、どれも新鮮で美味。 電話: 886-2-2490-2652 |
阿華鯊魚羹心を込めて作った数種類のメニューのみを売る小さな店。鮫の焼き物やスープ、魚のつみれなど。味も価格も素朴。 位置: 深澳漁港內。 |